結論|男のマタニティハイになったら、育休復帰後最悪のスタートになる
この記事の結論として、
- 日頃から”愚痴や不満を周囲に漏らしている”
(無自覚なフキハラ、不機嫌ハラスメント) - ”男性の”なぜかマタニティハイ
※女性はホルモンバランスの影響等があり、並立に考えておりませんので誤解なきよう、よろしくお願いいたします。 - 中途半端なスケジュール表づくり
- 育休前のデリカシー欠如発言
- 後ろめたさからの引き継ぎ放棄
以上が私の実体験に基づき、男性が育休前にやってはいけない立ち振る舞いです。

育休前にこの記事に辿り着いた方は幸運です
「この立ち振る舞いをすれば、正解!」ということを、この記事ではお伝えいたしますので、ぜひ反面教師にして最後までご覧くださいね
手土産に悩んでいる方はこちらがおすすめ
贈る“気持ち”まで届けたい|Cagi de revesで叶える、季節で選ぶスイーツギフト育休は権利。でも「実態はまだまだ追いついていない」が現実
育休=権利です。「権利を行使するだけなのに、なぜそんなに気を遣う必要があるのか」と思うかもしれません。
もちろんその通りです。
しかし、現実的な課題として
- 男性育休の”制度”は整備され始めた一方で…
- 実態は──特に中小企業は、職場環境の整備は追いつかず、「男性が育休をとることによる、負担を強いられる人員が絶対数いる」
ことも事実です。
男性育休=文句を言う人は心が狭いは本当なのか

”結婚、育児”誰にでも起こりうるライフイベントです。
だからこそ、
暗黙の了解=「お互いさまの精神」の微妙なバランスで双方主張、納得をしています。
この”微妙なバランス”が、残された方は業務負担となっても、文句を言わずに仕事をしますが、
”微妙なバランス”だからこそ、綻びが生じれば関係が崩れやすいのも事実です。

男性育休=「モヤモヤはありつつも、受け入れる。」この考えの人が大多数です。
綻びを生むきっかけを作るのが
”育休に入る人のデリカシーのない過去の言動、何気ない発言、行動”なのです。
NG行動①|日常的な”愚痴や不満”無自覚なフキハラ

- 「うちの部署は1分1秒も惜しいほど忙しい」「喋ってる時間もない。他部署と違い年休も自由に取れない」「育休に対して批判的な発言」
- 「俺は独身だからいつ仕事をやめてもいい。すぐにでも転職する」と既婚者の私に発言
- 人の揚げ足取りで笑い話をする
- 上司に注意されるとあからさまに機嫌が悪くなり、物に当たるなど。
- 過去、他人の休暇に厳しい発言
- 相手の立場を考えず発言した言動
- 日頃の立ち振る舞いや行い
無自覚な発言こそ、意外と相手は覚えてます。
気が知れた相手(部下)に、ついつい愚痴をこぼしたくなりますが、”一貫性のなく、悪口に近い発言”は日頃からすべきでないです。

気の知れた相手(部下)にこそ、日頃フキハラをしている可能性が高いです。
その相手(部下)は日常的に怒りを溜め恨みを買っている恐れがあります。
そんな折、「自分の権利が発生したら、我が物顔で育休取得をする。」
となれば、”育休取得がトリガー”となり、過去の蓄積の怒りもプラスされて憎しみに変わる瞬間が訪れます。
「自分に誤った言動、行動はなかったか?」
育休に入る前だからこそ今一度胸に手を当てて客観的に考えてみてください。
もし私のあげた内容で近しい内容があれば、育休前にしっかりと同僚、部下に謝罪すべきです。
補足|同僚、部下の態度が不自然になったら
育休に入る前の段階=同僚の態度が不自然
このように感じたら、NG行動①をしていた可能性は結構高いです。
関係が壊れるまでに対策を⚠️
この記事に辿り着いた=育休前のことを考えている。
その行動だけでもすごいことです。きっと本当に無自覚な人は、この記事すらも辿り着きません
NG行動②|男のくせになぜかマタニティハイ

マタニティハイとは、本来は妊娠中の高揚感や幸福感が高まり、周囲への配慮が欠けてしまう状態を指します。女性の場合はホルモンバランスの影響もあり、むしろ仕方ないし、温かく見守られることも多いです。
一方で問題なのは、男性のマタニティハイ。妊娠していないのに「育休に入る=仕事から解放される」高揚感から、つい気を遣えない発言をしてしまうのが特徴です。
「育休入ったら給料下がるから○○買えないわ〜」
こんな一言は、冗談でも絶対NG。
休みを取ること自体は権利ですが、そこにお金の話まで持ち出したら「じゃあ育休取るなよ」と心の中で思われます。軽い会話のつもりでも、一生根に持たれるレベルです。
「育児グッズの購入で今月の支払いが60万円だった。」「赤ちゃんのため洗濯乾燥機を導入したが、30万円だった。下がった給料よりも高かった。」
一見日常会話の一端のやり取りのように感じますが、”同僚にかかる業務負担”を想像したら…。
配慮が欠如している発言でしかありません。

自分の心が狭くなったのかな…。なんて思ったこともありました…。
”育休を選択”= 育休>お金を選んだのにも関わらず、お金の話は、「同僚に対し一番言ってはいけない発言」と思っています。
”育休に入り仕事から解放される開放感”から気持ちが高揚し、デリカシーが欠如する状態を、男のマタニティハイと私は呼んでいます。

NG行動③中途半端なスケジュール表作り

育休に入る前、「育休期間中のスケジュール表を作っていた」これを実際にした同僚がいました。
部署の状況にもよりますが、
「あなたが抜けたら、年間スケジュールを把握していない人がいなくなってしまう状態」でしたら、スケジュール表の作成は意味があります。
しかし、そうでない場合「そのスケジュール表はただの中途半端な自己満足表」でおしまいです。
本当にやるべきは|自分が抜けることで生じる引き継ぎ作業

本当にやるべきは、自分が抜けることで生じる、別途発生する引き継ぎ作業等を、自分が主導で打ち合わせることです。
例:自分が抜けることで他部署からサポートしてもらうこととなった→育休前に、他部署との段取り、自分が率先しフォロー内容を事前に整える。(同僚の手を煩わせない、自分で完結する)
「育休中の自分は関係ないから。」などと同僚に引き継ぎ作業までさせたら、ヘイトの火種は強くとなります。
NG行動④ 育休前のデリカシー欠如発言

- お前たちがいるから育休が取れた
(部署を立てる風の自分都合の発言) - 仕事より子育てのほうが大変だ――を自分でいってしまう。
- 育休中過ごし方の相談
- 子育ての相談
- 給与減の話
- 家のローンや買い物の話
- 育休前に最後飲み会に行きたいなどの発言

「子育ての相談」とかしただけでも、怒りを買うの?とか思われるかも知れませんが、立場が違うのです。
「同僚は日常+業務負担増、あなたは非日常」この違いで相容れなくなることを理解してください。
「火種はどこに潜んでいるかわかりません。黙っておくのが一番安全です。相手から質問があったときのみ、「子育て、育児の話をする」ようにしてください。
生まれる前の最後の贅沢時間
“贅沢時間”を叶えるアイデア集|おすすめご褒美で育休前の妻との共有NG行動⑤ 後ろめたさからの引き継ぎ放棄

「迷惑をかけるのが申し訳ない」…その気持ちはわかりますが、後ろめたさから引き継ぎを怯えて、結果的にやらないのは最悪です。
誰も「引き継ぐな」とは言っていません。むしろ、しっかりお願いされたほうがやる側も気持ちが切り替えられます。
「ごめんなさい、これこれこれをお願いすることになります。本当にご迷惑かけますがちゃんと引継ぎたいので、よろしくお願いします!」
必要なことは必要。端的に謙虚に伝える。こうすることで、育休中の印象が変わることになります。

「同僚の態度が厳しいから満足に引き継ぎできない。」こともあるかもですが、
業務負担=給与変わらないor残業増がみえてるのに、機嫌良い人はいません。
あからさまな態度の変化はその人の人間性に問題があるときもありますが、
親しくしていた人が、急にそっけない態度に出るようなら、「育休前の立ち振る舞いに問題はなかったか。」自分の非を探してみてください。
好印象で育休に入るための3つの心得

- 過去の発言を清算する
もし不適切な発言があったなら、素直に謝る。これができない人は本音で信用されません。 - 引き継ぎは堂々と、そして丁寧に
遠慮は不要。「お願いすること」と「お願いの理由」を明確に伝える。 - 軽口・育児トークは封印
相手がどう受け取るかわからない。数ヶ月後に恨まれないための予防線です。
育休明けの注意点はこちらを参考に
男性育休後に嫌われる人・好かれる人の違い|職場を円満にする4つの行動まとめ①|感謝•謝罪•引継ぎが大切
いかがでしたでしょうか?
育休=権利
しかし社会の実態が追いついておらず、特に男性育休の理解はまだまだ課題が多いです。
私が今回あげた「育休前の立ち振る舞い」について、「ここまで自分が配慮しなければならないのか?」
そう思った方も見えるかも知れません。
社会の受け入れ態勢がもっと進めば、ここまで気に止む必要もないかも知れません。
しかし感謝・謝罪・引き継ぎ(報連相)。この3つは育休前とか関係なく、”常識的”なことです。
それにプラスアルファとして、育休前の立ち振る舞いに、””失言の注意点と、現場との温度差””を意識してもらうこと。
これが正しい育休前の行動だと思ってます。
まとめ②|どれだけ配慮しても多少の文句は言われる覚悟をもつ

残念ながら今回挙げた、NG行動をしていなかったとしても、
男性の育休取得に関してはどれだけ配慮していても悲しいですが、文句は言われます。
※育休期間と環境による。
怒りの矛先が向いてしまうのは、仕方のないことかもしれません。

しかし、育休=権利です。
そこは気に病まず胸を張って取得をしてもらいたいですし、図太くいってもらいたいです。
今回あげた5つのNG行動を回避することで、
”育休中、復帰後のあなたのヘイトは必ず少ないものになります。”これは断言できます。
ぜひ、この記事に辿り着いた方は、5つのNG行動を反面教師にしてもらい、育休前の準備をしていってくださいね。
そして、奥さまを大切に、育休中は育児に専念することが一番です。仕事のことは配慮しつつ、割り切って育児に専念してくださいね。応援しています。
ではでは本日はこの辺りで。まかろんでした
補足|今回の記事について
本記事は、あくまで私自身の実体験をもとに感じたこと・考えたことを書いています。
もちろん全ての職場や全ての人が同じ状況とは限りませんし、育休取得の期間や立場によっても受け取られ方は変わります。
ただ一例として「こういうケースもある」と知っていただき、反面教師にしていただければ幸いです。
おすすめ関連記事
\日頃の妻の子育ての息抜きにサプライズを/
▶︎キチーズスイーツ専門店の映えてでとろけるスイーツ【RUNNY CHEESE】
\こんな記事も書いてます/
コメント