はじめに|短く取れば“配慮”になると思っていませんか?
「男性育休はどのくらいが平均?」「あまり休みすぎると会社に迷惑をかけるかも」「お金もきついし…」
そう考えて、“中途半端な期間”で育休を取ろうとしている人はいませんか?
制度上はマックス1年取れるし、会社も柔軟対応してくれるけど…「とりあえず3ヶ月〜半年くらいにしておこう」と遠慮をする――実はこれが一番職場に負担をかける選択かもしれません。
結論|1.5ヶ月以内or1年。中途半端は△

- 1週〜1.5ヶ月:短期戦で復帰待ちされやすい
- 3〜8ヶ月:業務が自走し始めた頃に戻るため復帰を望まれていない=最悪のタイミング
- 10ヶ月〜1年:会社側も諦めがつき、体制を整えてくれる可能性がある
つまり、取るなら1.5ヶ月以下、思い切って1年マックス。中途半端が一番反感を買うというのが私の結論です。
「妻も1年とってほしいと言っている。」
「金銭的には休業手当があれば事足りるから長めに取りたい」――「でも会社に迷惑がかかるから、遠慮して数ヶ月を選択を選択」
その気遣いがなぜ迷惑なのか?
理由を実体験をもとに伝えていきますので、ぜひ最後までご覧くださいね
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男性育休の平均期間は?
厚労省調査(2023年時点)によると、男性育休の平均取得期間は46.5日(約1ヶ月半)。
マックス1年取れることを考えると、短いですが、実は職場目線では“ちょうど良い”長さでもあります。

ちなみに男性の育休取得率は40.5%です。(令和6年度現在)
取得率は1日でも取れば含まれますので、男性育休はまだまだ確立されていない印象を受けます。
育休前に正解の立ち振る舞いはこちら
マタニティハイな男|男性育休前にやってはいけない立ち振る舞い1.5ヶ月が職場にとって絶妙な理由

- 負担は発生するが、復帰までのカウントダウンが早い
- 「あなた待ち」で業務改善を大きく変える必要がない
- 部署としても復帰を前提にスケジュールが組める
この期間だと「短期的な穴埋め」で済むため、業務フローの大規模見直しや人員補充はほぼ発生しません。
つまり、職場があなたを“待っている”状態を保てます。
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3〜8ヶ月が“最悪”な理由

育休取得者がいるのに、会社が人員配置等の対応をしてくれないことを前提にお伝えします。
3ヶ月を超えて育休となると、「あなたがいない状態で業務を回すフローが必要になります。」
取得する本人としては「長すぎず短すぎず、迷惑もかけすぎないちょうど良い期間」と思っていても、現実は違います。
- 業務改善が必須:補充なしなら業務配分を大幅に見直す必要がでてくる
- 自走モード突入:あなた不在で回せる体制が2ヶ月すぎるあたりで日常となる
- しかし残業増➕不満増否めず:「育休は権利」は理解していても、負担増は否めず怒りの矛先はあなたに向く
- 戻るとノイズ化:「せっかくあなた抜きで業務が回りはじめたのに…」復帰してきたことで、あなたなしで円滑に自走し始めたものがまた振り出しになり…不満が噴出

3〜8ヶ月後の復帰は**「中途半端に戻ってきた人」扱い**になりやすいです
「離乳食はじまった時期こそ大変じゃない?」「なんでこのタイミング?」など、本音では歓迎されにくいのです。
もちろん取る期間も、育休=権利ですので、あなたの自由に選ぶ権利です。
ただ「会社に迷惑がかけられないから、遠慮して数ヶ月」を選択することは、実際に一番きつい経験があるので、やめてほしいと個人的には思います。
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10ヶ月〜1年マックスが良い理由

- 会社の諦めがつく:人員補充や長期的な体制づくりに動いてもらう可能性がある
- 期間の説得力:「フルで取ったんだな」という納得感(理解をしない人がいる可能性も高い)
- 復帰時の立ち位置が明確:ゼロからキャッチアップできる立場になる
1年後の復帰でもヘイトはゼロではありません。
“やるなら徹底的に”のほうが理解を得られやすいのは事実です。
復帰後は、ひたすら謙虚に、静かに業務に戻ることで信頼を回復できます。

結局遠慮しようが、悪口を言われるなら、「とれるなら遠慮せず取るべき」というのが私の結論です
育休期間を決めるときの3つの指針

- 職場のフローを崩すか維持するかを考える
- **短期決戦(1.5ヶ月)か長期勝負(1年)**に振り切る
- 「中途半端=最大の迷惑」と心得ること
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💬 サイト主(まかろん)
私の経験則上、中途半端な復帰は人員の補充もない事も多く、「その期間は他部署でもフォローするから頑張って」という感じで、
結局満足なフォローがなかったり…。一番負担が大きかったです。

「せっかく抜きで回してきて、ようやく軌道にのってきたのに。」
このタイミングで戻ってくることが、一番しんどかったのを思い出します。
あなたが思う“良い塩梅”は、職場から見たら一番迷惑な塩梅かもしれません。
1年とっても大丈夫で困らないなら、変な気遣いはやめて戦略的に期間を選びましょう。
会社によって「えっそんなに取るの?」という雰囲気もまだあるかもしれません。
しかし経験則とし、実際同部署の現場は「結果的にしっかりとってもらった方がよかった。」という結論に至っています
まとめ|3〜8ヶ月は考えた結果、理解はできる

3〜8ヶ月という選択は
- 子どものミルクが数時間おきで期間が4ヶ月くらい
- 首が座り寝返り、離乳食前に安定するのが6ヶ月目安でそれまでは。
- 金銭的にも休業手当はあるが、どうしても下がるので、数ヶ月がベスト
子育て目安の段階的な区切りのタイミング、金銭面でも「数ヶ月の選択」は理にかなってると思います。
育休=権利です。
取る期間も自由に選ぶべきなので、数ヶ月とることが、もちろん悪いことではありません。
ただ、繰り返しになりますが「職場に遠慮して数ヶ月にしておこう」ならやめるべきと思ってます。
以上、育休取得期間で悩んでいる方が見えましたら、この記事を参考に検討してみてくださいね。
ではでは本日はこの辺りで。まかろんでした
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補足|今回の記事について
本記事は、あくまで私自身の実体験をもとに感じたこと・考えたことを書いています。
もちろん全ての職場や全ての人が同じ状況とは限りませんし、育休取得の期間や立場によっても受け取られ方は変わります。
ただ一例として「こういうケースもある」と知っていただき、反面教師にしていただければ幸いです。
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