はじめに｜制度には賛成。でも現場には“温度差”がある
男性の育休は国も推奨し、取得は当たり前になりつつあります。
制度としては素晴らしい――一方で、復帰後の立ち振る舞いひとつで職場の空気は良くも悪くも大きく変わるのが現実です。
この記事は、職場で実際に見かけた“反面教師”の振る舞いを教訓化し、円満に復帰するための具体策をまとめました。
男性の育休制度の法整備は進んでいますが、まだまだそれに比例する環境整備は整っていないことが現実です。
そこで、私が実際に見てきました、育休復帰後の正解の立ち振る舞いを伝えていこうと思います
結論｜感謝•謙虚•再学習が大切です
- 権利は当然、だからこそ「感謝・謙虚・再学習」の3本柱を徹底。
- 復帰初日の第一声は感謝を伝え、しばらく余計な一言を封印し粛々と業務に励む。
- 学ぶ優先順位は**「在籍時にできていた基礎」＞「不在期間の変化」**が大切
- 管理職／リーダー職は段階復帰で“ノイズ化”を防ぐ。
以上が私の結論です。では以下より、実例をもとに解説していきます。
ぜひ最後までご覧くださいね
私が仕事をやめたくなったきっかけ
「静かに辞める人」が増える理由｜“評価されない職場”に心が折れる瞬間とは反面教師から学ぶ「やってはいけない」振る舞い
1. 復帰初日に感謝の第一声がない
いない間に仕事を回してくれた同僚・部署に対し、最初の一言で感謝を明言しないと、のちにお礼を言っても、フォローは届かず、苛立ちは収まらない。
NG例：「今日から敬語使います。笑」などと、「復帰したことを冗談ぽくゆう人がいました。
⇒ 受け手は「軽い気持ちで聞き流せれる余裕はないことが多い」「感謝ゼロ・軽い」と解釈しやすい。
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2. “マタニティハイ”の延長で浮かれトーク
他部署があなたをチヤホヤする場面ほど要注意。
同部署は笑えないことが多い。が意外と会話を聞いている。
NG例：同部署がいる前で長い育児トーク／お金の話（「休業で収入が…」など）
⇒ 受け手の負荷を想像できない発言は、怒りの矛先になりがち。
他部署との温度感はかなり違います。
育休をとることによる煽りを受けた同部署と、第三者で関係のない他部署では温度感がかなり異なります。
※本来は会社が人員補充をすべきです
憂鬱な職場復帰前の気持ちの切り替えに
Amazonで買える｜ひとり時間を満喫の夜食＆スイーツ5選3. 「いなかった期間」を言い訳にし、在籍時の基礎が抜けている
不在期間のキャッチアップ（遅れを取り戻す）ことも大切です。
しかし、在籍時にできていたはずの業務が抜けていると反感が強い。
NG例：「数ヶ月いなかったので忘れてました」、「勘を取り戻すまで時間がかかるなー…」という言い訳。
⇒ 不在期間の新しい業務や体制変更＝知らなくて当たり前（理解している）
⇒在籍していたときに得た知識＝忘れてる
これは別問題です。ヘイトが上がります。復帰後しばらくは状況説明より実務の積み上げを。言い訳は不信を増幅。
職場のモヤモヤを共有したい方はこちら
評価されない職場に限界を感じて…私が副業で“自分で稼ぐ”と決めた理由４. 管理職が“ノイズ化”する
あなたが不在中、部署は”あなたがいない間、体制を築き業務分担の確立化”をしています。
特に管理職に注意ですが、あなたの復帰が部署のノイズとなり、あなたが戻ってきたことで苛立ちとやりづらさで、職場がピリつきます。
かといって、職位に見合う立ち振る舞いをしないのは反感を買う、しかし直後から決裁・口出しを再開しても反感を買う。
NG例：戻ってきて右も左もわからず会議でダンマリ／逆に頑張らなきゃと空回り
⇒ 「もっと長く休んでればよかったのに？」、「管理職なんだからもっとしっかりして。育休後だから分からないは言い訳」段階復帰が鉄則。
経験則として、管理職の育休取得後の復帰は、ヘイトを結構買います。
残念ながら、空回っても黙っていても…。どっちに舵を切っても、多分悪口言われてます。
言われないためには、育休前のあなたの行動が大切なのです
復帰前に“自分の発言”を棚卸しする
育休取得前の不機嫌ハラスメント／あなたのハラスメントまがいの発言は、復帰後の評価に直結し自分の首を絞めます。
- 過去、「うちの部署は年休とれない」などの発言があったにも関わらず、自分の権利が発生したら平気で休みを取る
- 苛立ちや不機嫌を態度に出す、日頃から尊敬できない軽率な立ち振る舞い＝いざ育休をとる。協力体制を得られない
この無自覚な積み重ねが、復帰後の一挙手一投足が悪意解釈されやすいです。
まずは過去発言の反省（謝罪）と修正から。
育休前あなたの行動、言動は問題なかったですか？
同僚や部下に反感を買う発言があれば、残念ですがもう時すでに遅しです。
育休に入る前にこの記事辿り着いていたら、自分の過去の発言を戒め、正式に謝罪すべきです。
子育ての合間にちょっと息抜き
自分だけの“贅沢時間”を叶えるアイデア集｜おすすめご褒美💬 サイト主（にくえだ）
「制度は賛成です。」もちろん職場の皆も「お互い様」と準備体制がある程度できています、
しかし、“あなたの振る舞い”次第で、残された人の心は大きく揺れます。」――そう痛感しました。
**最初のひと言の「ありがとう」**が、その後の全てをやわらげます。復帰直後は“静かに、正確に粛々と”を合言葉にいってくださいね
まとめ｜歓迎されていない前提で、静かに信頼を取り戻す
- 復帰直後は歓迎されていない前提で、感謝・謙虚・再学習を徹底する。
- まずは在籍時の業務品質を“黙って高水準で”戻す。
- 管理職は段階復帰でノイズ化を避ける。
職場も家庭も守るために――配慮は最強のスキルです。
いかがでしたでしょうか？
男性育休に対する”ヘイト感情”については、法整備は進んでいますが、職場がその実態に追いつけていないことが問題の根底です。
「胸を張って男性も育休が取れる社会になること」を望んでいます。でも、「感謝・謙虚・再学習」は社会が整っても大切だと思っています。
ではでは本日はこの辺りで。にくえだでした
補足
- 職場環境により同僚の感情は大きく左右されます
- 情報は私の実体験をベースに空気感を感じて伝えてます
- 育休期間によりヘイトの気持ちは変わります（別記事参照）
- 男性育休＝同部署は不満。を前提に記事書きました。誤解を招く発言がないよう気をつけていますが、不快に感じた方がいたら申し訳ありません。
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