【禁煙784日目】10年やめられなかった私が、なぜか禁煙できた話
禁煙って「気合」「我慢」「根性」だと思っていませんか?
私はずっとそう思ってました。
でも、2023年5月11日から――もう784日間、1本も吸ってません。(現在も継続中です)
やめるために
- 禁煙外来に通う
- 禁煙パッチに頼る
- 習慣のトリガー断ち切り(コーヒー➕タバコなど)
- 「気合」「我慢」「根性」
こんな方法があります。
でも私はお金をほぼかけず、強い意思も持たずにやめることができました。
ある本をきっかけにスパッと、しかも、不思議なことに**“自然とやめられた”**という感覚があるんです。
これから、私の禁煙体験を赤裸々に語っていきますので、「禁煙したい」と藁にもすがる思いでお考えの方。
まずは、軽い気持ちで私の喫煙歴と禁煙体験をご覧になって、そして紹介する本を手に取ってみてください。
そして私と同じ禁煙者になりましょう

本の紹介でなにかの斡旋?と思うかもですが、1冊約600円(URL参照)の本でスパッとやめれたんです。
この記事では、この本以外に勧めませんので、”目から鱗かも。”という、軽い気持ちで記事を読み進めてくださいね
喫煙歴10年|始まりは“かっこよさ”だった
吸い始めは軽いきっかけ。でも止められなかった
最初のきっかけは、ほんの軽い気持ちでした。
「なんかカッコいいかも」
そんな気持ちでタバコを手に取り、気づけばそれが毎日の習慣に。

きっかけは”メタルギア”というゲームキャラクターの”スネーク”が吸っていたから。厨二病みたいな理由です笑
辞めた今でも、タバコのことは頭に一生ちらつく、悩ますものに…。
やり直せるなら、絶対1本目のタバコも吸わないです。
最初は1日数本だったのが、それから本数が増えていき、結果、10年も吸い続けることになるなんて、当時は思ってもいませんでした。
開き直って、”もう一生吸い続ける覚悟”さえ持っていました。
隠れて吸い続けた結婚後の生活

結婚してからも、子どもが生まれてからも、私は喫煙をやめられませんでした。
”紙タバコのときは、匂いでバレるから辞めなきゃ”でしたが、
電子タバコが普及してしまい、匂いも少なくなったことで「このままバレなければいい」と、隠れて吸い続けていました。

私は妻に、交際時からタバコを隠して、「吸わない人」になっていたため、嘘をつき続けるのも辛かったです。
やめようとおもった出来事
嘘をずっとつき続けてきました。
もちろん、禁煙しようと思ったことは何度もあって、禁煙パッチを使ってみたり(あれ気持ち悪くなりますね。)
タバコを捨てて決意宣言なんかしたり…。「辞めては再開…。」の繰り返しでした。
その繰り返しで開き直って「もう辞めれないから一生吸い続けよう」なんて思っていました。
そんな折…
本数が明らかに増えてきたんです。
理由は、電子タバコは匂い少ない、後日残りにくい分、
「車の中でも、妻と子どもが寝ている間に起きて換気扇の下で吸ったり…。」
吸えてしまう環境に拍車がかかって、本数が増えて、1日1箱以上しっかり、増えていたんです。
特に「妻と子どもが寝てる下でコソコソ吸っている」私は罪悪感を感じるようになり、「ああ絶対いつかバレるし、やめたい。」
と思いました。
検索の果てに見つけた「禁煙セラピー本」
そして夜中に換気扇の下で、電子タバコを吸いながら、「禁煙 できない」「タバコ やめたい」。
と、私はスマホで検索していました。
その時、YouTubeやレビューでよく見かけたのが**アレン・カーの『禁煙セラピー』**という本。
「吸いながら読めばいい」とあって、値段も600円程度、本を一冊買うくらいの、軽い気持ちで購入して、読み始めました。

「やめたい」をきっかけに本を読みましたが、正直「本読んだだけでタバコやめれたら苦労なんかしてないぞ!」
とこの時は思ってました
そして、最後の1本を吸って、それきり
最後のページまで読み進めると、「今から最後の1本を吸いましょう」とありました。
私はその通りにしました。
そして…それきり吸っていません。
✅ 1. タバコは「やめたいのにやめられない」ものではない
- 多くの人は「タバコをやめるには我慢が必要」と思い込んでいるが、それはニコチンの洗脳によるもの。
- 実際には、「吸いたいという欲求」そのものが錯覚である。
✅ 2. 「喫煙のメリット」は幻想
本書では、喫煙者がよく言う以下の理由を1つずつ否定していく。
よくある喫煙理由 | アレン・カーの反論 |
---|---|
ストレスが和らぐ | 吸っている間だけ。むしろ不安の原因になっている |
リラックスできる | ニコチン切れによる緊張を一時的に抑えているだけ |
集中力が増す | 幻覚に近い。集中力は本来もっと持続する |
太るのが怖い | 太るのは一時的。禁煙そのものとは関係ない |
✅ 3. “喪失”ではなく、“解放”と捉える
- 禁煙は「大好きなものを失う」ことではなく、「一生つきまとう苦しみから解放されること」。
- 最後の1本を「惜しまない」ことが大事。
→ 本書の最後で、読者に「最後の1本を吸ってよい」と言うのはこのため。
✅ 4. 「1本だけ」は一番の罠
- タバコ依存は「1本だけ」からすべてが戻る。
- 「1本でも吸えば、またニコチンが体内に入って洗脳が再開する」。
✅ 5. 禁煙に苦しみはいらない
- 禁煙でつらくなるのは、「喪失感」や「我慢」のせい。
→ 考え方を切り替えることで、むしろ清々しい気持ちでやめられる。
🔚 アレン・カーが伝えたかったこと
「タバコをやめるのは簡単だ」
→ それは、自分を洗脳していた幻想に気づけば、もう苦しまなくていいという意味。
※↑実際の本では、もっと禁煙に対する道標が示されて読み応えのあるものです。実際に手に取ることがお勧めです。▶︎(https://amzn.to/44j5w8k)
続けられた理由|気持ちの変化と小さな習慣
意識的に「吸う環境」を手放した
まずは会社に電子タバコを持っていかないことから始めました。
以前なら忘れたら気が気じゃなく、コンビニで紙タバコを買っていたと思います。
でも不思議と、持たずに出かけることができ、それが自然と続きました。
過去の自分を連想しながらも、吸わなかった
飲み会、結婚式、二次会。
それまでの“喫煙の温床”だった場所でも、私は吸いませんでした。
ああ、ここで吸ってたな…と過去の自分を思い出すことはあっても、吸いたい衝動はもちろありましたが、不思議と自分の意思が勝ちました。

電子書籍で買うと、
「禁煙セラピーの本」を、吸いたくなった時に、いつでも読み返すことができるのでお勧めです。(そのおかげで、吸わなかった気がします。)
禁煙784日経過。それでも夢で吸ってることがある
たまに、夢でタバコを吸ってることがあります。
「あっ、吸っちゃった!」夢の中で焦ることも。
でも現実では一度も吸っていません。
コンビニの喫煙所を眺めることはあっても、
あの匂いを嗅いで「あ、いいな」と感じても、吸おうとは思わないです。
もう二度と吸わないだろうな。と思った瞬間
3日、1週間、1ヶ月、3ヶ月…。
この期間の間に飲み会、結婚式があり、吸う誘惑は正直めちゃめちゃありました。
でも吸わずに入れたのは、禁煙セラピー本を読み、タバコの有毒性について学び、「1本だけ。」の罠と事前に向き合っていたからです。
そして、乗り切り、半年を超えたら、
「吸えば、今までの積み重ねた日数がゼロに戻る。それは嫌だ。」
この気持ちが強くなってきました。

この気持ちになって初めて、「あっ自分禁煙成功したんだ!」というふうに実感が湧いた瞬間です
まとめ|禁煙は「戦い」じゃない
私は自分の意志の強さに自信なんてありませんでした。でも、禁煙することができました。
禁煙セラピーの本を読んだら、あれだけタバコを吸っていて、街を歩いたら、「どこに喫煙所があるか?」を探していて…。
そんな依存から抜け出すことができ、本当に嬉しいなと思っています
なぜやめれたのか?
それは”禁煙セラピーの本を読んだから”と間違いなく回答できます。
もう一つ、最大の理由は、”我慢”ではなかったこと。禁煙セラピーを読んで、”自然”とやめれたこと。これが一番成功に繋がったポイントだと思っています。
タバコをやめたら、呼吸もお金も、家族との時間も変わりました。
今、もし禁煙に苦しんでいる人がいたら――
どうか、「つらくないやめ方」もあることを、知ってほしいと思います。
なので、禁煙セラピー本、ぜひ騙されたと思って、手に取ってみてくださいね。
▶︎ アレン・カー禁煙セラピー Kindle版はこちら→(https://amzn.to/44j5w8k)
▶︎ マンガ版もあります
→(https://amzn.to/4lEThbR)
私の記事が禁煙の第一歩になりますように…。
ではでは本日はこの辺りで。まかろんでした
コメント